「ガットは3か月に1回は替えよう!」
と、どこのショップに行っても書いてあったり、聞けば答えてくれますよね。
それには理由があるんですが、知っていますか?
ガットの寿命は1~2週間と言われています。
「2か月くらい切れないから全然大丈夫だけど・・・」
そう思われる方って多いと思うんですけど、ガットの寿命は切れるかどうかではなく、ガット本来の性能のことを言っていたんですね。
張りたてよりも1か月2か月たったガットは飛びすぎてしまわないですか?
それは張りたてから時間が経って、ガットが伸びてしまっているから。
ガットが伸びることは性能を維持するために良くないことなんですが、ガットを張るには伸ばさなくてはいけません。
おわかりいただけたと思いますが、ガットは張った瞬間から性能が落ちてきているってことなんですね。
そのため「最低でも3か月に1回は張り替えましょう」ということが言われています。
ガットが伸びるとテニスが下手になる
伸びたガットを使っているとテニスが下手になるって知っていましたか?
伸びたガットは飛んでしまうため、無意識のうちに抑え込もうとします。
テニスは振り切ってこそ良いショットが打てるし、スイングが徐々に速くなってレベルアップできるのですが、伸びたガットでは振り切ったらアウトします。
アウトはポイントを失ってしまうので、アウトしないように気を付けるのが普通ですよね?
これがテニスが下手になる落とし穴で、気づいていない方が多くいます。
振り切らないことが多くなってくると、いつまでもレベルアップできないし、ガットを張った時には新品でボールが飛ばないので、無理に飛ばそうとして手打ちになったりもします。
うまく打ちたい方にとっては、知らないで練習しているのはもったいないことです。
テニススクールに通っていれば知っているかもしれませんし、頻繁にガットが切れる方なら問題ありません。
うまく打てた方が楽しくできるので、せっかくテニスやるなら最低でも1か月に1回は張り替えてみませんか?
「なんかうまくいかないな・・・」、「振り切るとアウトするんだよな・・・」と思っている方は、ぜひ参考にしてくださいませ!